千年戦争アイギスには「ヒーラー」という回復の専門職の以外にも回復が出来るクラスがいくつか存在します。
クラスやユニットによって攻撃(回復)速度が異なるという事を知らない内は、単純にユニットの攻撃力(回復量)だけで比較しがちですが、実は各クラスそれぞれ攻撃(回復)速度が異なるため、単純に攻撃力だけで測ることが出来ないという難しさがあります。
そこで今回は個人的にも前々から気になっていた「実際に各クラスどれだけ回復速度が異なるのか」という事、そしてそれに攻撃力をプラスして考えた時、どのユニットが一番優秀な回復ユニットなのかという検証を行っていきたいと思います。
ヒーラー系ユニット10人のヒールDPS検証↓
ヒールDPS検証の条件
今回は各回復クラスのDPSを計算して、実際にどれくらいの違いがあるのかという事を検証していきたいと思います。
まず比較する4つのクラスについては以下の通りです。
- ヒーラー
- 風水士
- シャーマン
- 神官戦士
他にもアイギスでヒールを使用するクラスはいますが、実際にヒールオンリーで使用できるユニットのみを選択しています。
ヒーラーと風水士についてはご存知の方も多いと思いますが、シャーマンに関してはスキルを使う事で攻撃とヒールをスイッチするという特殊なクラスになります。
「巫女カグラ」以外はヒーラーとして十分に機能するクラスなので、今回のヒールDPS検証に回復クラスの1つとして加えています。
神官戦士についても、敵をブロックするとヒールせずに敵と殴り合うものの、基本的にはヒーラーとして使うクラスなので今回の検証に加えています。
特にブラックの「エクス」やイベントプラチナの「ルチア」はかなり強力な近接ヒーラーとして活躍してくれるので、ミッションによっては彼女らがいることでクリア出来るミッションもあります。
ある程度結果は見えていますがヒーラーとしてスルー出来ないので一応検証対象として調査しました。
特定ユニットは検証から除外
先ほど挙げた4つのクラスの中でも、特定のユニットはアビリティや好感度ボーナスによって他のユニットより回復速度が速くなっています。
代表的な例がイリスとリンネで、好感度ボーナスにより「攻撃後の硬直が減少」しているので、こういった特殊なユニットは検証外としています。
逆にこういった特性を持っているものの、検証の対象としているのがシャーマンクラスのキキョウです。
シャーマンクラスでまともに使えるユニットはキキョウくらいなので、キキョウ以外のユニットで検証してもあまり意味は無いと思うので、シャーマンクラスはキキョウに限定して検証しています。
各クラスの回復速度
まず各クラスのユニットが20回ヒールを行うまでにかかる時間を、持続ダメージがあるミッションで確認してきました。
基本的にはブラックユニットで調査しましたが、神官戦士のみブラック未所持だったので、代わりにイベユニのルチアで調査しています。
クラス | 使用ユニット | 1回のヒール所要時間 | フレーム |
---|---|---|---|
ヒーラー | リアナ | 2.76秒 | 83フレーム |
風水士 | メイファ | 2.8秒 | 84フレーム |
シャーマン | キキョウ | 1.53秒 | 46フレーム |
神官戦士 | ルチア | 2.76秒 | 83フレーム |
シャーマン(キキョウ)だけが圧倒的に早く、次点でヒーラーと神官戦士が同率、そして風水士だけが何故か1フレーム分だけ遅いという結果になりました。
攻撃硬直減少が無いメイファに加え、念のため花嫁リンネでも検証しましたが、どちらも84フレームでした。
アイギスではクラスごとに攻撃速度の設定があり、中にはアビリティやクラス特性で攻撃速度が速くなるユニットもいますが、今回検証に使用したユニットにはいずれもアビリティやクラス特性による攻撃速度UPがありませんので、比較対象としては分かりやすいと思います。
ヒーラーのフレーム数について
人によって使用している動画編集ソフトは異なると思いますが、私が使用している動画編集ソフトは1秒あたり30分割のコマ割になっているフレーム表示と、1秒当たり60分割になっているデュレーション表示があるので、両方の数字を見て確認した上で先ほどの秒数を算出しました。
回復のアクションを開始した時点から、次のアクションを開始する時点までを切り取りフレーム数を割り出し、そこから秒数に計算し直したという流れです。
数体分の動画を撮影し、各ユニットごとに1アクション分の動画にして並べてみましたが、やはりキキョウだけ異常な短さになっていますよねw
ヒールクラス最強のDPSを検証
各クラスのDPS(1秒あたりのヒール量)を計測する上で、どのユニットを対象にするかが非常に重要になってきます。
先ほどもご紹介したようにクラスによって攻撃(回復)速度に違いがあり、更にクラスによって攻撃力の大小も異なります。
一概に早いから良いというものではなく、最強ヒーラーを決める上で「速度×攻撃力」が最も重要な数値になってきます。
攻撃速度×攻撃力
まずヒーラークラスにおいて、最も攻撃力が高いのはイリスですが、イリスはヒーラーの中で唯一好感度ボーナスで攻撃硬直減がついているため除外し、代わりに時点で攻撃力が高いリアナを使います。
風水士についてはリンネもまた攻撃硬直減がついているので、ここでは花嫁リンネを使い、シャーマンについてはキキョウ、神官戦士についてはエクス、いずれも各クラスの中で最も攻撃力が高いユニットです。
クラス | ユニット | 攻撃力 | 第二覚醒 |
---|---|---|---|
ヒーラー | リアナ | 853 | ハイエロファント |
風水使い | 花嫁リンネ | 508 | 八門風水導士 |
シャーマン | キキョウ | 734 | 神託巫女 |
神官戦士 | エクス | 642 | 第一覚醒 |
そして先ほどのヒール速度と合わせて考えると、各クラスにおける最高攻撃力を持つユニットの1秒間における回復量は以下のようになります。(小数点以下は切り捨て)
クラス | 攻撃力 | 速度(秒/回) | DPS |
---|---|---|---|
ヒーラー | 853 | 2.76 | 309 |
風水使い | 508 | 2.8秒 | 181 |
シャーマン | 734 | 1.58秒 | 464 |
神官戦士 | 642 | 2.76秒 | 232 |
こうやって比較すると、やはりシャーマンが圧倒的な回復量だという事が分かります。
回復速度が速いため、それだけ累積回復量が多くなり、1体だけではなく複数のユニットを回復する際にも非常に有効という事になります。
ただし、回復対象が複数だと考えると、3体以上同時回復できる風水使いの方が有利ですが、DPSを見る限り回復対象が2体までであればキキョウの方が優秀という事になります。
ここに王子のバフやアビリティによる攻撃力加算を考慮するとまた話は変わってくると思いますが、基本的な性能面だけで考えると、シャーマンが最も回復クラスとして優秀という事になります。
アイギス最強のヒールユニット
ここまでは各クラス別でご紹介しましたが、最後に攻撃硬直の特性や、各ユニットが持つバフも考慮した上で、アイギス最強のヒールユニットを決めたいと思います!
スキル中の攻撃倍率まで計算するとちょっとややこしくなるので、非スキル時、スキル使用時に分けでそれぞれ計算してみました。
非スキル使用時の最強ヒールDPSユニット
どのユニットもスキル未使用時のDPSになりますが、永続スキル保持者はスキル中が通常時みたいなものなので、永続スキル保持者のリンネもこちらに含めています。
ユニット | 攻撃力 | バフ | 速度(秒/回) | DPS |
---|---|---|---|---|
キキョウ | 734 | 1.123倍 | 1.58秒 | 522 |
イリス | 880 | – | 2.5秒 | 352 |
アウローラ | 800 | 1.5倍 | 2.76秒 | 435 |
リンネ | 493 | – | 1.26秒 | 391 |
バフについて説明しておくと、キキョウは第二覚醒・神託巫女クラスの場合、覚醒アビリティの攻撃力7%に加えクラス特性で攻撃力+5%も追加されます。
次にアウローラですが、覚醒アビリティにより帝国ユニット1体につき攻撃力+10%され、自身を含む帝国ユニット最大5体で攻撃力+50%になります。
私はオラクル分岐にしていますが、これがハイエロファント分岐であれば攻撃力800×1.5倍という計算になります。
何にせよ、最もヒールDPSが高いのはバフ込みで計算してもやはりキキョウでしたね。
スキル使用時の最強ヒールDPSユニット
スキル使用時の攻撃力倍率も考慮した場合、私の見落としが無ければこのあたりがヒールDPS上位ユニットだと思います。
ユニット | 攻撃力 | バフ | スキル倍率 | 速度(秒/回) | DPS |
---|---|---|---|---|---|
キキョウ | 734 | 1.123倍 | 1.7倍 | 1.58秒 | 887(522) |
イリス | 880 | – | 1.4倍 | 2.5秒 | 493 |
アウローラ | 800 | 1.5倍 | 1.5倍 | 2.76秒 | 652 |
サーリア | 696 | – | – | 1.43秒 | 487 |
イーリス | 639 | – | 2.4倍 | 2.76秒 | 556 |
ここでも結局キキョウが最強という事になりましたが、キキョウの覚醒スキルの効果時間は10秒しかなく、しかもスキルを使うとウィッチになってしまうので、正直スキルを使うという事自体現実的ではありません。
そう考えると、結局キキョウのDPSは522のままなのかなと思っています。
そのDPS522をスキル中だけならが上回っているのが、帝国ユニット4体設置した時のアウローラと、覚醒スキル初回時のみながらイーリスの2体という事になります。
イーリスの覚醒スキルは使うたびに倍率が低下していくので、30秒間だけという限定的なものになりますが、それでもボス対策として使う分にはかなり効果的ですよね。
そして個人的にもかなりお世話になっているプラチナヒーラーのサーリアも結構優秀です。
スキルは攻撃倍率こそないものの、スキル中の攻撃速度はキキョウを上回る数値となり、DPSが一気に2倍近く跳ね上がります。
また覚醒スキルであればDPSが少し落ちるものの、射程295以内にいる味方ユニット全員を同時にヒールするというえげつない性能になるので、状況によってこれらのヒーラーを使い分けるという事になりそうです。
好感度150%実装による変化
2019年7月11日にいよいよブラックユニットの好感度上限の引き上げが実装され、ブラックユニットがより強化できるようになりました。
ブラックユニットの好感度150%到達時の加算ボーナスをいくつか確認しましたが、その中でも個人的に驚いたのがキキョウの「攻撃硬直」でした!
元よりヒーラーの中では断トツに攻撃速度が速かったキキョウの攻撃速度がより上がるという調整。
アイギスの現状を見るとキキョウの出る幕は本当に少ないので、よりキキョウのDPSを上げて存在価値を出すのが目的なのでしょう。
更にキキョウのクラス「シャーマン」の第二覚醒も実装されたので、ここまでご紹介したようにキキョウのヒール性能が格段にアップしてきました。
回復対象が1~2体だけであればキキョウが最も安定しますが、状況によってはアウローラもかなりおすすめですね。
回復対象が3体以上であればリンネ一択にも見えますが、回復対象が多すぎる場合はサーリアを使う方が良い場合もあります。
とはいえ、リンネは回避持ちですし射程は400超、イリスは防御力強化もつくので、一概に誰が一番いいという事は断言できませんが、ヒーラーの射程が全体的に伸びてきた最近のアイギスにおいては、リンネ一択というよりもキキョウとプラス1体という考え方の方が良いのかもしれませんね。
人気タイトルともなるとアニメーション付きの動くエッチシーン、更にアングルムーブで臨場感のあるエッチシーンを楽しめるようになっています。
エロゲに興味がある方はコチラから↓
無料で楽しく遊べる
最強エロゲームランキング
GplayやAstoreでは配信されていないオトナのためのエロアプリを厳選してご紹介。